消費者行動モデルAISCEAS(アイセアス)の提唱者。
最高品質の広告を適正価格で提供できる数少ない
広告の主治医。

第4回目の対談ゲストは広告業界42年。ウェブ時代の消費者行動モデルAISCEAS(アイセアス)の提唱者、望野和美さん(以降、望野社長と記す)。
自ら広告の主治医と命名するほど広告業界の裏も表も見尽くし、「言い訳してる間は勝てない。」をモットーに自分に厳しいアスリートだ。

貧乏暮らし、母蒸発、陸上競技、挫折、修羅場、ゴルフ、ギアチェンジ

対談で登場するこれらのキーワードには人生を味わい尽くすためのヒントが紐付けされていた。

吉本と望野社長の出会いは2008年9月。当時、SNSの先駆けだったmixi(ミクシィ)でウェブマーケティングのコミュニティを運営していた吉本が消費者行動モデルAISCEAS(アイセアス)のことを知り望野社長にアプローチ。「提唱者である望野さんに会いたい」という想いをストレートに伝えアポを快諾してもらったという。

対談場所は銀座2丁目にある望野社長のオフィス。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)より先にオファーを入れ対談が実現したことに吉本は得意気だった。

陸上でたくさんのことを学んだ。

長屋で両親、弟との4人家族。晩ごはんが素うどんという貧乏暮らしだった。
運動が大の苦手なのに中学校(富士市立富士南中学校)の陸上大会で仕方なく出場することになった400m走で勝利(市内大会で優勝)するというミラクルを達成してしまう。
その決勝戦で履いたのが母親が内職をして買ってくれたスパイク(ブルーのバックスキン)だった。

その4ヶ月後、母親は父親のDVから逃れるため蒸発。

望野社長は親孝行のためにも「このスパイクで日本一になろう。」と決意した。

その後大学(青山学院)卒業まで現役選手として活躍し、その後はOBとして競技のアドバイスに止まらず、就職活動や社会人としての心得もレクチャー。いつまでも恩返しの精神で若手の育成に時間を向けている。

望野社長の話しは失敗談がセットになっている印象が強い。

「挫折もたくさんあった」

サラッと溢した一言だったが、その言葉にはとにかく重厚感があった。
ありのまま豪快をに話す口調には生々しさが混じり、生き様そのものが見えた。

人生にターニングポイントはない。あるのはギアチェンジ。

対談に備えて用意していたかのような言葉。
しかし、次の言葉でそうではないことがわかった。

「進むのは常に前。第二の人生はない。」と言う。

確かにそうだ。「第二の人生」はよく聞くフレーズだが考えてみるとおかしい。

ギアチェンジ

加速させるタイミングは人によって違う。前に進むために減速も停止も必要なのだ。

望野社長は広告業界を一時離れ、移動通信の新規格「3G」の幕開けと同時にマンツーマンオンラインビジネス英会話をスタートさせた。このビジネスはマスコミでも大きく取り上げられ、NHKが取材に来たことも。しかし開花せず、資金に充てた退職金3,000万円はすぐに底をついた。

今では確立したビジネスモデルだが数年早かったのだ。
先を行き過ぎても遅すぎても先駆者にはなれないことを思い知らされたが、ここでもギアチェンジでひたすら前に進み、再び広告の世界に戻る。

ゴルフは人生そのもの。死ぬまでやめない。

望野社長のゴルフ歴は42年。シングルになるのが夢だ。マイコースでAクラス入りするのが当面の目標としている。
※ちなみに吉本がゴルフを始めたのは48歳。かなり遅いほうだ。

広告営業マンはゴルフが出来なければ仕事にならない。就職と同時にゴルフを覚えた。
当時大ブームだったスキーには見向きもせず、年中ゴルフをした。確かに仕事につながったという。
とは言っても賭けゴルフ。
それが53〜4歳の頃(2002年)に競技ゴルフと出会い、どっぷりハマる。
競技ゴルフを始める前のハンデは18。年90ラウンドをプレーし、毎年1つ上がり今は11になったという。

「賭けなくてもゴルフは楽しいということを初めて知った」と語ったあと、「征服欲がすべてを夢中にさせる」とまた名言を残し、ゴルフは人生そのものと大いに語っていた。
競技ゴルフで一番上手い年齢層は67〜8歳。

「その人達と廻ると64の俺にあんたまだ若いからもっともっと上手くなるよと言われる。そんなスポーツ他にある? 」
アスリートとしてもう一度チャレンジしているという望野社長。その強い想いは心のドライバーだと言い切る。

「ゴルフは難しいから続けている。簡単なことは人はやらない。」という吉本の仮説とも相性がよく、会話が弾んでした。

広告の主治医として。

「これまで本当にいろんなことがあった。今だから笑って話せることもある。修羅場をどう乗り切ったか。それをコンテンツにしてシェアしたい。」

広告業界に42年身を置き、電通や博報堂と戦ってきた望野社長の実績は宝だ。
最高品質を適正価格で提供すべく、自らを広告の主治医と称しクライアントの支持を得ている。
今年5月にはYouTubeチャンネルを開設し、ブランディングやマーケティングをテーマにした動画を配信しているが、出し惜しみしない利他の心にはただただ脱帽するばかりだ。

言い訳してるあいだは勝てない。

これも陸上で学んだ大きな教訓であり、座右の銘にしているように思えた。

今何をすべきか。

時間は一日24時間、誰にでも同じようにある。しかし、やるべきことの優先順位を見誤るとゴールが遠ざかる。
結果主義ではなく、プロセスを重視。今やるべきことをコツコツとやる。
努力の本質を感じ取ることができた。

有限会社アンヴィコミュニケーションズ
https://www.amviy.jp/

モッチー教授のマーケティング大学院
https://www.youtube.com/channel/UCTTXv4Iqt7P7kv9Lw45sDlA/featured

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