スポーツを通じて培ったチカラは社会で必ず活きてくる。
実業家となった元甲子園球児がアスリート人材の
社会適合力を証明する。

2022.12.20
第14回目の対談ゲストは、ライフマネジメント株式会社の代表取締役、松本隆宏さん。
松本隆宏さん(以降、松本社長と記す)は、昭和51年4月13日生まれで現在46歳。幼少期から小学5年までは剣道を学んでおり、忍耐力や集中力のほか相手を敬い礼儀を重んじる姿勢を身に着けている。小学5年から野球に転向。中学に入るとバレーボール部と並行して週末は地元の野球倶楽部に所属し、スポーツに明け暮れていた。高校は日大三高で3年の春に中心選手(4番レフト)として甲子園に出場する。法政大学に進学し、建設会社や大手ハウスメーカー、不動産会社での勤務を経て、平成23年1月にライフマネジメント㈱を設立。地主専門の資産防衛コンサルタントとして活躍している。

松本社長と吉本の出会いは2013年。共通の知人を介して知り合い、赤坂にあったライフマネジメント㈱のオフィス(現在は東京都千代田区紀尾井町)を訪れたことがキッカケである。吉本から見た松本社長の第一印象は、「ストイック」、「しっかりしている」というもので、スピード感があり心地よい話し振りであったと記憶している。
松本社長から見た吉本は、「追求心が高い人で、自分のことをすべて見透かされている」と感じたという。
リスペクトし合う両者は程よい頻度で情報交換や会食を行い親交を深めてきた。

アスリートとしての経験は社会で活かせる

松本社長は2018年に『地主の参謀~金融機関では教えてくれない資産の守り方~』(エベレスト出版)を出版。資産を守っていく考え方や防衛方法をわかり易く解説している著書で、松本社長自身も地主の長男として生まれ育ち、様々な現実を見てきたからこそ伝えられる内容である。
『地主の参謀』に続き、2022年に『アスリート人材 飛び抜けた突破力と問題解決力で100%やり遂げる!』(マネジメント社)を出版した松本社長は、「元アスリートだから必ずしも活躍するのでは無く、スポーツに打ち込んできた力を仕事に発揮することで活躍するんです。」と話す。ここで言うアスリートとは、主に体育会系のクラブに打ち込んできた人のことを指すが、世間的に「体育会系」と聞くと、精神論や根性論、上下関係等を重視したり、スパルタ式の指導を受けるイメージを持たれる傾向にある。実際に社会の中でも「あの人は体育会系の出身だから上下関係に煩いし、理不尽な指示を出す。」などと敬遠されがちなシーンも多いだろう。著書のなかで、「スポーツ系の部活動やスポーツクラブは、社会の縮図と言える。先輩後輩の上下関係や目標に向かって邁進してきた経験は必ず人生で活かせる大きな力になる」と断言している。

部活動に打ち込んできた人はみんな上手くなりたい一心で練習に励んでいたはず。そのことを一般的に『努力』と云われているが、みんな好きだから夢中でやっている。努力というのは時に辛いという意識が生まれるが、夢中であれば人間は無意識に没頭できるんです。

と話す松本社長の表情は生き生きとしていた。

ターニングポイント

松本社長の人生のなかで、法政大学を選んだ理由などターニングポイントは数多くあるが、そのなかでも、ある出会いが大きく運命を変えた。それは起業してから2年後の、33歳の秋だった。7歳上の高橋氏は、斜に構えていた松本社長の心を一瞬にして掴み、襟を正してくれたという。それから13年余り。メンターである氏からの教えは、起業人生の根幹として紡ぎ続け、今もなお、繰り返し貪欲に学びの門戸を叩き続けているとのこと。
また、松本社長が26歳のサラリーマン時代にたまたま入った牛丼屋に置いてあったナポレオン・ヒル(アメリカの自己啓発作家)の小冊子を手に取り読んだことで成功哲学に触れ、「このままで自分は良いのか」という自問自答が生まれて転職を決意したこともターニングポイントのひとつだと云う。
本記事では掲載しきれず割愛するが、このほかにもターニングポイントはまだまだあり、何れも松本社長の人生を大きく変えてきたものばかりである。

今後の展望

縁ある人とゆっくり長く幸せに過ごしていきたい

と松本社長は話す。事業を大きくしようと思えばいくらでも出来るし、いろんな人とコミュニケーションを拡げていくことも可能な状況でも、「自分のことを求めてくれている人としっかり時間を掛けて向き合っていきたい」というのが信念だ。
これまで様々な人と出会い色々な事を学んできた松本社長であるが、それは偶然の出会いばかりでは無く、松本社長自身から出会いに行っているというのが伝わってきた。それは相応の行動力が無いとなかなか出来ないことであり、貪欲に学ぶという姿勢も必要不可欠である。
対談中、松本社長は終始笑顔を絶やすことが無く、常に穏やかな口調で話していた。スポーツで学んできた礼節マナーをはじめ、サラリーマン時代の苦労、経営者としての課題など様々なことを乗り越えてきたからこその余裕さが感じられた。

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