高橋勇生

似顔絵作家と経営者のバランスが絶妙。
独自のマネジメントで作家もユーザーも笑顔にする
似顔絵界の魔術師。

第5回目の対談ゲストは、似顔絵株式会社の代表取締役、高橋勇生(ゆうき)さん。
高橋勇生さん(以降、高橋社長と記す)が営む似顔絵㈱は、そのユニークな名前の通り似顔絵が商品で、主に結婚式のウェルカムボードやプレゼントとしてオーダーメイドの注文を受けている。オフィス兼アトリエは大分県大分市中央町4丁目1-26 KKWJ bld301に構えている。

吉本と高橋社長の出会いは、2008年頃に遡る。本サイトでも度々触れてきたが、当時SNSの先駆けだったmixi(ミクシィ)でウェブマーケティングのコミュニティを運営していた吉本が主催していた勉強会に高橋社長が出席したことがキッカケである。吉本もまた、SEOのスキルを身につけ始めていた頃であり、共に学びあった仲間と言える。

似顔絵作家、高橋勇生の起点

高橋社長は昭和54年6月9日生まれで、現在41歳。大分生まれの大分育ちで、イラストレーターである父の給料で生計を立てる家庭で育った。高橋社長は、「私が似顔絵作家になったのは父親の影響が大きい」と語るほどで、絵を描く父、それをサポートする母を見て育った環境が今の高橋社長を創ったと言っても過言ではない。
高橋社長は幼少期から絵を描くことが好きで、主にオリジナルの漫画を描いていたという。友達はその漫画を読むことを楽しみにしてくれていたようで、その経験から「将来絵を描く仕事に就くだろうな」というザックリとしたイメージは出来上がっていたとのこと。
中学・高校の思春期にはヤンチャな時期もあり、何度か警察に補導されることもあったようであるが、本格的に絵の仕事に就くことを決めたのは高校3年の時で、卒業後は福岡の短大に進学。芸術を基礎から学びつつ、アルバイトやバンド活動など学生身分をしっかり謳歌していた。

経営者としての道のり

短大を卒業してから2年程は福岡でアルバイトをするなど定職には就いていなかったが、故郷である大分に戻ってからは設計事務所に就職。しかし、デザインをやりたかったはずが設計図や図面等の作成業務が多く、畑違いであることに気がついて退職する。
その後はアルバイトとしてカメラ工場で約3年勤務。同僚が退職する際に似顔絵をプレゼントすると、それが好評で他の人からも頼まれるようになり、高橋社長が知らない人からも声を掛けられる程の人気者になったと云う。
似顔絵に需要があることを再認識した高橋社長は、2005年5月にウエディングボードに特化したアトリエを起業する。
創業当時は集客に苦労し、様々な手法を模索していたとのこと。
そんな高橋社長は、既に小学生の頃からお金を稼ぐことの大切さや楽しさを覚えていっていたようで、小学3年生で新聞配達を始め、毎日130部配っていたと云う。また、友人が読み終わった週刊誌を譲ってもらい、それを古本屋に売るという方法でお金を稼いでいたとのことで、経営者資質はその頃から培われていた模様。
Webマーケティングによる集客が成功し、徐々にお客は増え続け軌道に乗ったところで、ようやく法人成りし、2011年に似顔絵㈱を設立する。
高橋社長曰く、「一番忙しかった時は、1日に10枚ほど絵を描いていた」とのこと。
吉本はこの時に、「1人でやるには限界がある。目安として売上100万円を超えたらスタッフを増やすべきだ」と高橋社長にアドバイスをしており、まさに言葉の通り売上100万円を超えた段階で従業員の雇入れを決めたと云う。
現在、高橋社長は数名のスタッフを抱えて絵を描きつつ、アーティストの育成にも注力している。所謂、絵書きのプロダクションである。
高橋社長が育成したアーティストの1人、「ラクガキヤのマコ」は今や有名人になっており、似顔絵アーティストとして世界を舞台に活躍していると云う。
また、岡野藍さんは似顔絵とウェディングツリーを掛け合わせた作品で有名。繊細でかわいい似顔絵は若い女性に人気だ。

ラクガキヤのマコ
https://kzc-rakugakiya.com/

岡野 藍
https://happyangel.net/

これまでの失敗と現在の悩み

これまでの失敗談として高橋社長が挙げたのは、設計事務所を辞めてアルバイト生活をしている時にお金に困って消費者金融からお金を借りたことであった。2~3年で全額返金したようであるが、高橋社長は単にお金を借りるだけでは無く、わざと友人が勤めていた会社からお金を借りたと云う。その理由として、「友達が居る会社から借りたなら、逃げることなくキチンと返すだろうと思ったから。」と話しており、何事にも計画を立てて実行する真面目さが窺える。
現在悩んでいることは、本業とプロデュース業の両輪を上手く回すこと。絵書きをしながらアーティストを育てることは想像以上に大変なようで、さらに育てているアーティストの卵は「タレントになりたい」、「プロの画家になりたい」など様々な夢を抱いているため、それをすべて叶えるのは至難の業だと云う。

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